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スウェーデン出張報告

スウェーデン出張報告 №1

今年1月3日~7日までスウェーデンに出張しました。
目的は、先進地域と言われているスウェーデンの少子高齢化対策、産業競争力強化対策、消費者政策を研究することです。
主な日程としては、
 テッパン保育所やクリングスタ老人ホーム視察、ツヴァイベルグ副大臣(保育所等担当)、
コーゲルマン消費者苦情委員会委員長、ゲリダウ議員、ヌーベル前財務大臣等との会談でした。
報告が長くなったので、何回かに分けて連載します。
 
スウェーデン社会の特徴
まず、日本社会との違いを明らかにするために、研究の前提となるスウェーデン社会の特徴を記述することにします。高福祉・高負担と言われるスウェーデンには、それなりの地理的条件や歴史が重く刻まれています。

①徹底した個人主義・勤労重視の国

ヨーロッパの中でも、寒冷の厳しい自然環境を背景に、スウェーデン人の「徹底した個人主義や勤労重視」は、特に有名です。
課税や年金などの社会システムも個人単位での課税・給付です。
子どもが成人近くなると、親とは同居しなくなり、独立していきます。また、老夫婦の子ども夫婦との同居率もわずか4%です。つまり、親は、「老いたら子どもに養ってもらう」という発想は全くありません。
さらに、夫婦であっても、一方の意思に反した性行為は、比較的容易に強姦罪が適用され、個人の意思が厳密に尊重されています。ヨーロッパではよく見られるシステムですが、日本人には違和感があるかもしれません。

②歴史的な「米国への大量移民」から、出生率への関心が極めて高い

19世紀後半から20世紀初頭にかけて、人口の3分の1が米国へ大量移民したため人口が激減しました。さらに、1920~30年代に出生率が低下したため、国家存亡の危機感が高まり、人口増大へ拍車がかかりました。このため、スウェーデンは移民受け入れにも積極的です。

③歴史的に女性が労働力として尊重され、男女平等思想が発展

勤労重視のプロテスタンティズムに加え、女性が労働市場に組み入れられてきました(現在、80%の参加率)

④産業強化・国際競争力強化の意欲が高い

EUの中でも、抜群の国際競争力・高技術力を保持しています。ノーベル賞の国としても有名です。

⑤高福祉・高負担の国民的コンセンサスがある

80%の参加率を誇る労働組合(日本の労働組合参加率は19%程度)も労使一体となって高福祉・高負担を推進しています。

                                        つづく

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